皆様へ

(特に、研究室の卒業生・在校生の皆様へ)

 

 平成25年3月15日(金曜日)の私の最終講義および退職記念祝賀会では、エネルギー理工学専攻、マテリアル理工学専攻量子エネルギー工学分野の先生方や核融合科学研究所からの先生方にご参加いただき、更には、多くの卒業生・在校生の皆様に参集頂き、ありがとうございました。また、参加できなかった卒業生の皆様からも多くの励ましや思い出の寄書きの文章を頂き、本当にありがとうございました。

 

 名古屋大学大学院エネルギー理工学専攻での8年間に、多くの優秀な卒業生の皆様を社会にお送りできたことを誇りに思っていますし、これからも大学院で学ばれる在校生の皆様にも期待と激励のエールをお送りしたいと思います。

 

 私は東京大学大学院工学研究科博士課程を修了して、名古屋大学には昭和53年6月に当時のプラズマ研究所(現在の共同教育研究施設の場所)の助手として赴任しました。その後、核融合科学研究所に16年間勤めましたが、合計19年間近く名古屋大学に在職したことになります。核融合科学研究所の土岐地区への移転前はプラズマ研究所の場所にて活動していましたので、ここ名古屋大学東山サイトでは28年間も研究・教育に携わってきたことになります。

 

 4月からは数か所の私立大学での非常勤講師として、基礎物理、力学、エネルギーや制御に関する講義を担当する予定です。名古屋大学での新入生向けの基礎セミナーも担当予定です。

 

 私からの若い諸君への贈る言葉として、これまで「未来・夢・挑戦」を挙げてきてきました。名大トピックスにも掲載させて頂きましたが(抜粋添付)、卒業生・在校生の皆様は、是非、自分なりの夢を持って、新しい未来に果敢に挑戦して頂ければと思います。

 

 長い間、ありがとうございました。

 

平成25329

山ア耕造